2006年04月22日

第12章 ジョンホ君の大冒険 その七

新村に帰るには、当然、また地下鉄に乗るので、駅を探す。

ロッテからまた明洞方向に向かい、先程散策した方向と反対側を歩いていくと、メトロホテルがある。そこからすぐに地下鉄の駅が見えた・・・。緑色の路線なので2号線だ!

駅名は『乙支路入口(ウルチロイック)』駅だ!

来たときに降りた駅は4号線の『明洞(ミョンドン)』だけど、わざわざ先程の道を戻らなくても済んだし、おまけに2号線だから乗換えをしなくても新村に帰れる!最高だ!

今度から明洞に来るときは、この『乙支路入口』駅で降りよう!これは大発見!便利である。


行き当たりばったりだが、完璧な展開だ。



早速、駅の階段を下り(ソウルの駅にはエスカレーターなるものがないっ!しかし最近出来た駅ではあるらしい・・・定かではないが・・・読者諸君、最新情報求む!)駅窓口へ・・・。


また緊張だ、行き先を言わなければ・・・。

『シンチョンだよな、シンチョン・・・。』
はじめてのおつかいに行く幼稚園児のように、心の中で繰り返す俺。


でも今となって、よく考えると別に行き先を言わなくても、例えば『いくらいくら1枚』とか『基本1枚』とか、言って買うこともできる。
ソウル市民はそうやって買う人もいるのだ。


それから、これは今でもよく使う手だが、発音しにくい駅名の場合は、同じ料金(運賃)で簡単な駅名を言う・・・。

韓国語は日本人からすれば非常に区別しにくい発音が多々ある。それも、日本人の耳には同じように聞こえるし、カタカナで書くと同じである。だから、もちろん日本人は同じように発音してしまうわけだ。

実際に、発音が違うとわかってからでも、それを本来の発音で話すのはやはり難しく、それによって別の大冒険をしたこともある(汗)。
詳しくは『外伝』で・・・)


話を戻すと、切符には行き先が書いてあるわけでもないし、別に切符が違うわけでもないので、同じ料金区間の中の簡単な発音の駅名を言うようにすれば全く問題ないのだ(笑)。金額を言おうが、駅名を言おうが、とにかく、目的地にたどり着く方法はいろいろあるのだ。




しかし、この時はそんな知恵もなく、ただ正直に「シンチョン」と言うだけだった。
この時は、たまたま駅員がちゃんと『シンチョン(新村)』で聞き取ってくれたようだ。




『乙支路入口』駅から5駅目で『新村』である。乗り換えもなく、車内はそれほど混んでいなかったため、スムーズに『新村』駅で下車できた。


駅を出てローターリーから延世大学方面へと歩く。さすが学生街だ・・・店の数も多く、活気がある。
大冒険が終わりに近づいている今となってなんだが、別にわざわざ明洞まで行かなくても新村で十分に遊べるような気がした・・・。


延世大学のグラウンド(運動場)横の道から西門へ・・・。
昨日は気がつかなかったが、西門を出てすぐに小さい食堂が2軒あった。この時間は営業していない。しかしあまり清潔とはいえない食堂だ・・・。でもこういう店が以外と美味しいかも・・・今度行ってみよう・・・!と思った。





下宿の門をくぐり、玄関を開けて、
「アンニョンハセヨ〜」

・・・ただいまって言う韓国語が分からないから・・・アンニョンハセヨで入って行った。



おばさんが小走りで出てきて何か言ってる。

「さようならって言って出て行って、韓国語も分からないのに迷子になったらどうするの?でも無事に帰ってきておばさん安心したわ・・・」
って言ったかどうかは分からないが、多分こんな言葉であったのであろう(笑)・・・おばさんは苦笑いと、心配した表情を浮かべながら話していたので・・・。


俺は韓国に来て想像力もたくましくなった(笑)



おまけ

基本:
切符の料金の一番安い区間のことを、『基本』といいます。
posted by ジョンホ at 13:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 留学生活日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。