2006年05月01日

第16章 いよいよ新しい年が始まる・・・

韓国で初めて迎える大晦日!

先述した通り、韓国は新暦より旧暦を重視する国である。
しかし、年代わりの12月31日は日本と同じである。カウントダウンパーティーがいたるところで行われる。

その中でも鐘閣で行われるカウントダウンパーティーは壮絶である!
留学初年度はもちろん行かなかったが、韓国滞在中に1度だけ行った。


鐘閣のカウントダウンパーティーでは、なによりもまず、その花火の盛大さに驚く。

花火といっても、空に打ち上げる日本の花火大会の花火とはちょっと違う。
爆竹のようなけたたましい音と火薬の臭い・・・。人の波で前にも横にも後ろにも進めない・・・。
息をするのがやっとで、へたするとそのまま将棋倒しでケガ人が出てもおかしくない状況である。



花火は10本で2000ウォン〜3000ウォンであっちこっちで売っている。それがよく売れるのである。

手に持ったまま空に向けぴゅ―ぴゅ―と飛ばす。空からはその火薬の粉が降ってくる。


愛知の三河地方から静岡にかけて、江戸時代から続くといわれる『手筒花火』というのがある。
ご存知の方もいらっしゃるだろうか。お祭りのときに火薬を詰めた竹筒を若者(元若者も)が抱えて立つ。点火して消えるまでの数十秒間、顔のすぐ横の筒から噴き上げる巨大な火柱。勇壮な姿に感動する。


ここソウルの花火は、それが小さくなったと思っていただければいいだろうが、何千人、何万人が一斉にそんなことをやるので、まるで戦場である。
そこらじゅうでみんなが火花を撒き散らしているのだ。


俺は一度だけこのカウントダウンに参加して、二度といくまいとかたく心に誓ったのである。(本当に死ぬかと思った。)





さて、この留学初年度の大晦日はというと・・・。何もやることがない・・・。

友達もいなけりゃ、家族もいない・・・。テレビもなく・・・、コタツ&みかん&紅白歌合戦という日本の定番ももちろんない・・・!


俺は人生最初で最後だろうと思われる一人ぼっちの年越し体験をこのときにした。

下宿には、おばさん、おじさん、ペクさんがいたが、年度越しの零時には誰とも会わず一人しんみり新年を迎えた。
この時の俺の心境を思い起こすと今でも胸が痛い・・・。俺って寂しがりやだったんだと改めて思う・・・。



そんなこんなで新年(元旦)を迎えた。


韓国でもお年玉(セーべトン)がある。年長の人に子供たちが(チョル)という韓国式のあいさつをしてお年玉をもらう。

これは、新暦ではなく旧暦に行われる。
従って韓国内は新年の盛り上がりはあるが、本番のさまざまなイベントは旧正月に行われるのである。
posted by ジョンホ at 13:28| Comment(2) | TrackBack(0) | 留学生活日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私はTVで見ました すごいですよねー!私は新年の挨拶をハルモニに韓国語でしようと思い、何度も練習をしていたら夜が明けてしまい、朝、「よし!挨拶だ!」と意気込んでハルモニに挨拶したらあまりの下手さに聞き取ってもらえず、何度も練習させられました(−−;) 
Posted by KIMIE at 2006年05月01日 15:49
新年の挨拶!
セーヘポク マニ バドゥセヨ!
(新年の福 多くもらってください。)
Posted by ジョンホ at 2006年05月02日 09:18
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